衛生害虫(病原菌を運び、人に病気を感染させる昆虫、ベクターと言う) としてのハエ目は100種類以上と言われるが日常生活に関連深い一部のものは次のものである。
  イエバエ
成虫は6〜8mm、台所や居間でデンプン質の食物や牛乳などによくたかる。都会では厨房などのゴミ、農村部では畜舎の敷き糞や堆肥が発生源となる。ハエは口器付近だけでなく、脚の先にも味覚器官があり、常に脚をすり合わせており、この様子を小林一茶は「やれ打つな蝿が手をする脚をする」と表現した。

  ショウジョウバエ
この仲間は成虫は2〜3mmで酒類の匂いにひかれて集まり、発生のピークは秋であり、家屋内にもよく侵入する。腐熟した果物、味噌、酒粕等に卵をうみつける。

  チョウバエ(不快害虫)
成虫は2〜5mmで人に直接的な害はないが、水洗便所の腐敗層の汚泥の中からよく発生する蚊に近い仲間である。

ハエの駆除
ハエ防除の基本は発生源をなくすことであり、ゴミの早期収集、金網をはったり、蓋をつけ成虫の侵入を防止する。薬剤を使用する場合には直接噴霧や残留噴霧(残効性薬剤を止まる場所に噴霧する)。あるいは樹脂蒸散剤を懸垂するのも有効である。
 
 
ハエ算とは?
外国の昆虫学者が4月に活動を始めた1対のイエバエの成虫の子孫が夏までに増え続けるとしたら、191のあとゼロが18個つく数字になったそうです。