日本に生息しているハトはキジバト、ドバトのほか6種類といわれている。
ここでは人の住環境を中心に被害を及ぼすことの多いドバトについてふれます。
ドバトはカワラバトを人間が飼育、家畜化し、帰巣性の強い伝書バトを作り出し利用したものが野生化したものである。 ドバトは一夫一婦制が強く、年間7〜8回繁殖が可能といわれている。食性は雑食性である。
  ドバト
生後約6ヶ月頃から繁殖可能になり、ドバトの交尾、産卵、抱卵、育雛の繁殖サイクルは、通常50〜60日で、産卵は交尾後4〜5日、卵(卵の大きさはウズラとチャボの中間くらいで、30〜40gである。通常2卵産む。)から孵化まで18日、育雛期間は約35〜40日とされている。
体長は平均的に30〜40cm、寿命は10〜20年、通常は種子食であるが、みみず、バッタ等の動物食を摂ることもあるので雑食性である。また、群居性があり通常数羽から数10羽の群れを作って生活し、時には数100羽の大きな群れを作ることもある。

ハトの被害
ドバトは食欲旺盛であり、排泄物も多い。このため建物その他に莫大な損害を及ぼしている。健康上からは、クリプトコッカス症その他多くの疾病がある。クリプトコックス症の感染経路は、土壌中に分布する菌がドバトの糞中で繁殖、糞の乾燥によって空気中に飛散し、これを吸入することによって感染する。その他農作物の被害、或いは生態系に与える影響も大きい。
 
ハトの駆除
捕獲カゴ、飛来防止処置、忌避剤そのたの方法があるが、捕獲するには県又は市町村に鳥獣保護法に基づく許可が必要である。