ハエ目、カ科のほとんどのものが吸血性であり、危険な伝染病を媒介するものがある。最近米国ではウエストナイル病が大きな問題となり、 日本もいつ上陸するか戦々恐々である。成虫は花の蜜、果物の汁、樹液などを吸って生活しているが、雌だけが人や動物の血を吸い、 卵巣が成熟して数日後に産卵する。成虫の活動は夜間活動性と昼間活動性がある。幼虫(ボーフラ)は水面、水際、湿った落葉や苔などに産みつけられる。
  アカイエカ
成虫の体長4〜6mm。人をよく吸血するが鳥類を好んで吸血する。薬剤特に有機リン剤に抵抗性が発達しやすい。

  チカイエカ
成虫の体長は2〜3mm。チカイエカは都心化の進んだ所に多く、地下の溜り水、浄化槽等が発生源となり、低温に強く初冬でも活動する。

  ヒトスジシマカ
成虫の体長4.5mm。ヤブカ属の代表種であり、幼虫の発生場所は墓地の花立、竹やぶの切り株、用水桶、樋などで乾燥に強い。

蚊の被害
人や動物を吸血し、痒いだけでなく日本脳炎、マラリヤ、デング熱等媒介する。
 
蚊の駆除
蚊の幼虫は水中に生息するので発生源をできるだけ少なくすることである。薬剤を使用する場合、壁面への残留処理、蚊取り線香等であり、浄化槽では油剤、蒸散剤が有効である。
 
蚊に刺されるとなぜ痒い?
口器の唾線から分泌される毒物質によるアレルギー反応のため。