ねずみは、脊椎動物門・哺乳網・げっ歯目・ネズミ科に属し、日本では、20種類以上が知られており、家ねずみとして問題になるのは主として クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種類であり、アカネズミは衛生上ツツガムシの宿主として問題となります。
  クマネズミ
元来、南方系で大型種の中であり、立体的に行動することが得意で、登はん力・跳躍力に優れ、泳げないと言われている。 都市化とともにビル内、一般家庭でも多くなり、警戒心が強く音にも敏感であり一部は薬剤が効かないことがあります。

  ドブネズミ
北方系で大型種であり、性格凶暴、繁殖力が旺盛で、水辺を好み、水気の多い場所やその付近に巣穴を掘って生活している。 行動は平面的で、泳ぎや、土中に穴を掘ることが得意であり、ワイル病、流行性出血熱などの媒介種として注意が必要である。

  ハツカネズミ
小型種で、行動派敏捷、跳躍力、遊泳力にも優れ小さな隙間から出入りし、少量の餌で生活でき、駆除しにくいねずみである。

  アカネズミ
クマネズミに似た小型種で山林とその周辺に住み、特に山の東南斜面に多く、植林に被害を与える。
衛生上、ツツガムシの宿主として注意が必要である。

ネズミの被害
食物を食害、汚染し食中毒・赤痢など各種疾病発生の原因となり、ノミ、ダニが人を吸血する。
 
ネズミの駆除
家ネズミは建物内に住みつき、昆虫、ダニと異なり高度の適応能力、学習力を持っているので総合的(IPM)な駆除が必要です。
まず、十分な調査を行い準備、方法を検討し駆除計画を立案する必要がある。
環境的には侵入を防ぎ、あるいは侵入できない構造にすることであり、物理的には捕獲器具や粘着式プレートを使用するのが一般的です。化学的な方法としては殺鼠剤を使用するのが一般的ですが、安全確保が第一であり、殺鼠剤の性質、効力、使用方法を良く知り、その場所、ねずみの種類等に応じて適当な毒餌を選択使用します。
 
ネズミの忌避剤
有効成分シクロヘキシミド、カプサイシン、ハッカ等を使用したものあるいは超音波を使用したものがあるが絶対的な効果は期待できない。
 
ねずみ算ってなに?
 生まれてくるねずみのオス、メスが半々で1匹も死なないとして計算すると1年で276億匹にもなるというものです。この膨大な増え方をねずみ算的に増えると言ってる。
 
ヒメネズミ
 ヒメネズミは通常山林に生息しているが、民家等に出没し捕獲等の駆除が必要になった場合 には、鳥獣保護法の許可が必要です。